ただ大きいだけではない。ただ希少なだけでもない。
それは、“極”という名を冠するにふさわしい、圧倒的な存在感と、静謐な美味の結晶。
福井県が2015年、ズワイガニの頂として定めた「極(きわみ)」は、甲羅幅14.5cm以上、重量1.5kg以上、爪幅3cm以上という厳然たる基準を超え、なおかつ、限られた鑑定者──競り人や仲買人の審美眼により、その価値を認められた一杯だけに許される称号です。
その証として、「極」専用の黒タグが与えられます。それは、黄金のタグを超えた、越前がにの“証明書”とも呼べる存在。
しかし、この称号を手にする蟹は、漁期を通じてわずか年500匹未満。全水揚げ量の0.05%に満たない、まさに“現れざるもの”──。
その肉質には、深海の静けさが育んだ濃密な甘みと、崇高な余韻が宿ります。
この「極」だけを取り扱う、専門のお取り寄せ窓口として、品格あるお客様へ、真正なる贅沢をお届けいたします。
ご自身の愉しみとして、あるいは最上級の贈答として──特別な時間にふさわしい蟹を、静かに、確かに、お届けいたします。
ただ大きいだけではない。ただ希少なだけでもない。“極”とは、越前がにの頂にのみ与えられる名。甲羅幅14.5cm以上、重さ1.5kg以上、爪幅3cm以上。
さらに選ばれし目利きによって認められた一杯だけに、黒い「極」タグが授けられます。
その数、年にわずか500匹未満。深海の静けさが育んだ、甘く濃い身と崇高な余韻。
当サイトでは「極」のみを取り扱い、
贈答にも、ご自身のご褒美にもふさわしい、本物の贅沢を確かにお届けします。
[a]水揚げ時の重さになります。
[b]福井県水産課によると「極」の基準に達するズワイガニが揚がるのは、全水揚量の0.5%以下と言われています。
Exterior
越前がに 極の姿
一目で惹きつける張りのある甲羅、どっしりと伸びた脚、余計な装飾を排した堂々たる佇まい。その姿は、ただの蟹ではないことを静かに物語ります。「極」の名を許された越前がに。それは、目にした瞬間に空気を変え、食卓を非日常の舞台へと昇華させる存在。

凛とした姿に宿る、圧倒的な存在感。越前がに「極」の真価を物語る全景。
凛とした姿に宿る、圧倒的な存在感。越前がに「極」の真価を物語る全景。
甲羅の厚み、脚の太さ、全体から漂う張りと緊張感。
一目でわかる格の違いに、言葉は必要ありません。
「極」の称号を得た越前がには、見る者に静かな畏敬を抱かせる力を持っています。
ただ大きいだけではなく、形、色艶、配置までもが自然の設計のように整い、
その美しさは“盛る”のではなく、“置かれた”という感覚すら呼び起こします。
それはまさに、食材という枠を超えた存在。
選ばれし一杯が持つ、圧倒的な美と力。
越前がに「極」は、見ただけで語りかけてくる、特別な蟹です。

二つのタグが証す、極の品格。
二つのタグが証す、極の品格。
黒のタグは“極”の称号。
黄金のタグは、福井県が誇る越前がにの証。
このふたつが揃うことこそ、まさに選ばれし蟹の証明です。
厳しい基準を超え、認定された個体にだけ与えられるこの印は、
見た目だけでは伝わらない、本質の品格を静かに物語ります。

その殻に、海の時が宿る。
その殻に、海の時が宿る。
甲羅に残る小さな粒。それはカニビルの卵殻。脱皮から長く経った蟹にしか見られないその痕跡は、身入りの良さを見極める“自然の証”ともいわれます。
人の手では計れない、時間と海の記憶。
その殻ひとつにすら、選ばれし蟹の物語が宿っています。

重厚な一対の爪。それは、海を生き抜いた証であり、「極」の資格そのもの。
重厚な一対の爪。それは、海を生き抜いた証であり、「極」の資格そのもの。
荒波に揉まれ、時に獲物を掴み、身を守ってきた爪。
その厚みと広がりは、ただの成長の結果ではなく、生き抜いてきた歴史のかたちです。
越前蟹「極」に認められるには、爪幅3cm以上という厳格な基準があります。
それは、力強く成熟した個体にしか与えられない“称号”の一部。
その黒く艶めく先端に触れると、まるで自然から与えられた勲章のようにさえ見えるのです。
一対の爪に宿るのは、単なる大きさではなく、越前の海を生きてきた確かな重み。
その存在だけで、「極」の名が偽りでないことを、静かに物語ります。
Crab meat
越前がに 極の身
口に含んだ瞬間、繊細で密度の高い身がほぐれ、深海の静けさを映すような甘みと旨みがふわりと広がります。その一本一本が、自然の緻密さと冷たさに磨かれた結晶。食べ進めるたびに、その上品さに心が解けてゆく。これが、「極」の蟹身にだけ許された品格です。

整えられた美。“極”の身が奏でる、贅沢の静かなかたち。
整えられた美。“極”の身が奏でる、贅沢の静かなかたち。
甲羅の内側から丁寧に取り出された脚や身は、ただ並べるだけで一皿の景色となる。
色、艶、張り。そのすべてに、越前蟹「極」としての格がにじみ出ます。
自らの手で殻を割り、繊維の流れに沿って身を取り出すと、深く凝縮された甘みが静かに現れます。
口に含んだ瞬間、肉質はふわりとほどけ、海の記憶が舌に広がる。
それはただの“味わい”ではなく、時間をかけて海と自然が育てた静謐な結晶。
言葉は少なくともいい。ただ、じっくりと向き合いたくなるひとときが、そこにはあります。
すべてを味わい尽くすことができるのは、選ばれた一杯と、あなた自身の手で向き合うからこそ。
越前蟹「極」は、ただ食べるのではなく、“味わう所作”そのものが、ひとつの贅沢なのです。

繊維のすみずみまで、甘く濃く、上品に。極の名にふさわしい一口。
繊維のすみずみまで、甘く濃く、上品に。極の名にふさわしい一口。
殻を外した瞬間に現れる艶やかな蟹身。
その一本一本に、越前の海が育んだ旨みが静かに詰まっています。
噛むたびに甘みがほどけ、口の中をやさしく満たしていく感覚は、「極」だけの特権。
身離れの良さ、しっとりとした質感、舌に広がる深い味わい。
それはただのご馳走ではなく、選ばれし蟹との対話のような時間です。
量よりも質。豪華さよりも静けさ。
越前蟹「極」は、その一口で、食の本質をそっと教えてくれます。

その一口が、会話を止める。
その一口が、会話を止める。
口に運んだ瞬間、ふわりと広がる甘みと、静かにほどける繊維の美しさ。
語るより、味わうことに集中したくなる。
それが「極」の蟹身です。
深海の時間をまとったその身は、ただ美味しいだけでなく、記憶に残る静けさを持っています。
Crab miso
越前がに 極のかに味噌
甲羅の奥にひっそりと宿る蟹味噌は、「極」の真髄。とろけるような食感と、凝縮された旨みの波が舌に触れ、深く静かな余韻を残します。雑味がなく、ただ純粋に蟹の生命が語りかけてくるような味わい。その一匙が、記憶に残る体験をつくります。

蓋を開けた、その瞬間に始まる“極”の物語。
甲羅を外すと、静かに姿を現すのが「蟹味噌」という至高の部位。
深海でじっくり育まれた味噌には、旨みとコクが凝縮されており、まさに“極”の真髄とも呼ぶべき存在です。 その厚みと広がりは、ただの成長の結果ではなく、生き抜いてきた歴史のかたちです。この瞬間は、蟹を味わう喜びのなかでも特別なひととき。 身と味噌が混ざり合うことで生まれる複雑な風味と、口に含んだときの濃厚さは、他に代えがたい贅沢。 「極」の称号にふさわしい一杯には、この味噌すらも上品な余韻をまとっています。 その殻の奥に宿る、越前の海の記憶と美味を、心ゆくまでお楽しみください。

ひとさしで、香り立ち、味わい澄む。
日本酒のひとさしが、香りを開き、味に奥行きを与える。
炙った蟹味噌に日本酒をひとさし。立ち上る香りが食欲を誘い、酒が味噌の甘みとコクを包み込みます。火と酒が織りなす静かな贅沢で、“極”の蟹味噌は一層深い味わいに。

味噌と身が溶け合う一口。この濃さ、この贅沢、この瞬間・・・「極」ならでは。
味噌と身が溶け合う一口。この濃さ、この贅沢、この瞬間・・・「極」ならでは。
脚の甘い身と、甲羅に秘められた濃厚な蟹味噌。
それぞれでも十分に味わい深い二つが、口の中で一体となったとき、
ただ美味しいという感覚を超えた、静かな感動が訪れます。
噛むたびに絡み合う甘みとコク。味噌の余韻が身の繊維を包み込み、
ひとつの蟹から生まれた味が、ひとつに還っていくような一体感。
この一口に、越前蟹「極」のすべてが凝縮されています。
食材ではなく、“体験”として記憶に残る。
それが、「極」だけに許された贅沢です。

越前がに【極】浜茹で
¥324,000商品詳細
原産地:福井県丹生郡越前町
内容量:1.5kg〜
※水揚げ時の重量表示です。茹で上げ後は重量が10%程度目減りいたします。
保存方法:10℃以下で保存してください。
賞味期限:お届け日より冷蔵3日間
商品状態:茹で上げ後、冷蔵(非冷凍)
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